Works

幼少期よりアートに取り憑かれ唯一無二の絵描きを目指す。

上京し美術大学に学ぶが、試行錯誤の上故郷山形に戻り家業の傍、約10年の間ほとんど社会と接することなく自らのアートを追求し続ける。その間に吸収した膨大なアートのレファレンスを糧に類い稀なセンスを駆使し満を持して2013年より現在の手法で制作を開始。37歳という遅いデビューは山形の多目的アートスペースでの個展であったがSNSなどを通じて大きな注目を集め、2019年の作品集出版(装丁をファビアン・バロンが担当)、東京での初個展での成功につながっていった。

人の視覚と認識のシステムにダイレクトにアクセスする表現はSNSの時代に逆説的に「絵画を見ることの身体性」という根源的な問いを観賞者につきつけ、国境を超えて多くのファンを魅了し続けている。