2020.01.23

  • ARTIST
  • YURIE NAGASHIMA

長島有里枝:書籍『「僕ら」の「女の子写真」から わたしたちのガーリーフォトヘ』が刊行されました

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大福書林より長島有里枝の書籍が刊行されました。

当事者から、異議を申し立てます——1990年代、女性写真家たちを中心に生まれた大きな写真の潮流は、「女の子写真」と揶揄的に呼ばれた。「技術的につたない」「半径5メートル以内しかない視野の狭さ」などの言葉とともに、彼女たちを若さのうちに葬り去ろうとする論客たちの言説を振り返り、ジェンダーの視点から検証する。撮る・撮られる側の非対称性、撮影することの暴力性に、女性たちはどう向き合ったか。ジェンダーで区別され、勝手に代弁されてきた自分たちの表現を、取り戻すための丹念な仕事。「本書は、写真を撮ることや、見ることが好きな全ての人々に向けて書かれている。わたしたちの持ってしかるべき自尊心が、特定のジェンダーだからという理由で傷つくことがもう無いように」。(本文より)

目次:
序章 当事者から、異議を申し立てます。
1章 「女の子写真」を振り返る
2章 未熟さと処女性-1990年代初頭の「女性写真家」の言説
3章 レベル・ガールズ、革命のきざし
4章 「僕ら」のアイコン、ヒロミックスの言説
5章 「女の子写真」とミソジニー
6章 ガーリーフォトと木村伊兵衛写真賞
7章 なぜ「女の子写真」ではいけないのか
8章 「ヘアヌード」写真ブームへの異議申し立て
9章 ガーリーフォト、新しいフェミニズム
10章 自分のために「声」をあげる

発行:大福書林
412ページ
定価 3,300円+税
ISBN9784908465116CコードC0072

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