Works

1976年生まれ。2000年に女子美術大学絵画科版画コースを修了。2001年渡米、2005年から2017年までニューヨークを拠点に活動、現在は藤沢にスタジオを構える。
版画や写真などの印刷物やさまざまなメディアを用いて、現代社会に溢れる視覚情報の断片を拾い集め、つなぎ合わせることで表象不可能な現代社会の問題をそこに浮かび上がらせる手法に、直感的な美しさの発見を結びつける仕事が高く評価されている。近年は民主主義の枠組みと精神を日常の消費を起点に考える「Democracy Demonstrates」のゴミのコラージュ作品など新しい展開の作品を意欲的に発表している。

近年の主な展覧会に「This is a Mirror」 (2023年、Shirley Fiterman Art Center、ニューヨーク)、「裏側からの越境」(2022年、藤沢市アートスペース)、「PAPER:かみと現代美術」(2022年、熊本市現代美術館)「Lyrics, Gestures and Games」(2017年・Kala Art Instituteバークレー)、「The Big Scene: Seven sights」(2015年・MMCA 韓国国立現代美術館 ゴヤンレジデンシー)などがある。