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東京藝術大学彫刻科に在籍時、ミケランジェロやロダンなど古典から近代までの彫刻を深く掘り下げて学び、一方で主に欧米の現代アートの潮流に触れる。
学生時代から制作を始めた石膏と布で造形した彫刻で注目を集め、このオリジナルな手法を用い独特のボリューム感を持つペインティングも制作する。

同世代の多くのペインターが絵具の質感で勝負するところ安井は絵画の支持体に彫刻の手法でアプローチする戦略で唯一無二の表現を確立しつつある。日本人離れしたセンスと現代的で開かれた表現が幅広い層の共感を読んでいる。

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